研究者の方へ #
研究データの保存義務 #
京都大学の研究者は、「発表された研究成果の根拠となる研究資料等(文書、数値データ、画像等)」を、「当該論文等の発表後少なくとも10年の間」保存する義務があります。
- 研究データ保存パンフレット
- 公正な研究活動の推進 > 啓発・教育用資料 > 研究データ保存パンフレット
- 京都大学における公正な研究活動の推進等に関する規程第7条第2項の研究データの保存、開示等について定める件(PDF)(平成27年7月30日研究担当理事裁定制定)
研究データの公開意義 #
研究データを公開することには下記のように多くの意義があります。
- 研究成果の透明性や公正性の確保
- 研究助成機関からの要求への対応
- 研究成果への直接的な引用や再利用によるインパクト
- 新たな研究コミュニティの創出や産学連携への発展
- 派生的な成果や新たな解釈への発展によるイノベーションの創出
- 適切に管理し保存することによる自身のための再利用性の向上
- 若手研究者や学生に対するデータの収集や解析に関する教育的効果
- 市民や納税者からの研究に対する理解の向上
近年は出版社が雑誌に論文掲載する際の条件として、論文の根拠データについてデータリポジトリへの登録を義務化(もしくは推奨化)する傾向が強まっています。