よくある質問

ポリシー・実施方針全般について

「京都大学研究データ管理・公開ポリシー」における研究データとは、本学の研究活動の過程で研究者によって収集または生成された情報を指し、デジタル・非デジタルの両方を含みます。
参考:「ポリシーについての解説・補足」④

研究公正の文脈では「研究データ」は「発表された研究成果の根拠となる研究資料等」を指します。
一方、研究データ管理の文脈では「研究活動の過程で研究者によって収集または生成された」すべてのデータを指しますので、研究公正でいう「研究データ」も包括した、より広い範囲となります。 また、保存に関しても、研究データ管理の文脈ではまず各研究データを保存・破棄するかどうかを判断し、その後保存する研究データの保存期間や公開範囲を決定することになります。 研究公正の文脈で定められた「発表された研究成果の根拠となる研究資料等」を除き、保存期間は研究データ管理責任者による判断となります。
参考:

所属する部局の研究データ管理・公開実施方針、あるいは資金助成機関、学会等において作成が義務付けられている場合は必ず作成してください。義務付けられていない場合でも、適切なデータ管理のために作成することを推奨します。

研究データの公開について

いいえ。原則として可能な限り公開することが望ましいですが、法的・倫理的要件、契約、規程等のほか、各分野における研究者コミュニティでの標準等も鑑みた上で、公開するかどうかを決定して下さい。

京都大学学術情報リポジトリKURENAIにおいて、研究成果の根拠となる研究データの公開、DOIの付与が可能です。また、分野別リポジトリ・汎用リポジトリといった外部のデータリポジトリを選択することも考えられます。詳しくは図書館機構のページをご覧下さい。
その他、ご不明な点がございましたら研究データ管理・公開促進ワーキンググループにお問い合わせください

rdm-wg [at] mail2.adm.kyoto-u.ac.jp